個人型確定拠出年金(イデコ)で保育料が安くなるかも?その方法とは!

ワーキングマザーになり、時短勤務をしていた頃の私はお給料がガクンと下がりました。今はフルタイムで働いています。

保育料って0歳~3歳が一番高いですよね。

一番手がかかる時期なので、これは仕方のないことです。

……が、世帯年収が下がったのに保育料など固定費が増えるこの状態、正直ちょっとしんどいです。

保育料って大切なこどもを見てもらうための大切な費用。
決して払いたくない訳ではないけれど、テクニックひとつで少し安くなるなら知りたくないですか?

コツはイデコ(個人型確定拠出年金)を利用すること。

自分の勉強もかねてレポします!



 

イデコとは

個人型確定拠出型年金のこと。
idecoやiDeCoと書かれていることもあります。読み方はイデコでOKです!

今の現役世代が年金を受け取るころには、年金が不足します。
イデコは「自分の年金は自分で用意してね!」という国からのメッセージ。
自分で用意させるかわりに、税金などは優遇される仕組みです。

具体的には、イデコは加入者が月々自分で決めた金額を積み立てて(拠出して)いきます。
そしてあらかじめ指定された金融商品で運用。
60歳以降に年金または一時金としてそれまで積み立てたお金を受けとります。

 

保育料の決まり方

保育料の決まり方はお住まいの自治体によって違いますが、両親の住民税の市民税の所得割によって決まります。

保育料は何段階かに設定されています。

この所得割りを減らして、階層をさげることができれば保育料を下げられるんです。

ポイントは所得控除を利用すること!
イデコなら効果的に所得控除額を増やすことができます。

では、イデコのメリットとデメリットを見ていきましょう。

 

メリット

掛け金を払うと社会保険料・税金が安くなる

毎月のイデコへの掛け金(保険料)は全額が所得控除の対象です。

つまり、年金保険料としてて支払っている金額×税率分が戻ってくることになります。

ちなみに掛け金の金額は月額5000円~68000円の間で自由に決めることが出来ます。

ですがサラリーマン(2号被保険者)の場合、掛け金の上限は23,000円/月までです。

※自営業者の方や1号被保険者の方の上限はまた違いますので、気になる方はチェックしてみてください。

どれくらい税金が安くなるの?

世帯スペックをこのように仮定します。

夫 年収400万

妻 年収300万

こども 0歳 1人

サラリーマン(2号被保険者)のMAX掛け金23,000円/月×12ヵ月=276,000円をイデコで運用したとします。

すると、この276,000円全額を所得控除することが可能です。(これってすごい節税になるんですよ!)

イデコの運用シュミレーターで計算してみると、

この場合は66,000円税金が安くなるので実質210,000円で276,000円分のイデコを運用していることになります。

 

保育料が安くなることがある

はい、ここで保育料の話になります!

保育料は住民税をベースに計算されます。

住民税は都道府県民税(約40%)と区市町村民税(約60%)に分けられるので、保育料の計算対象になる区市町村民税は住民税の60%とします。

イデコをしなかった場合の住民税 143,000円×60%=85,800円

イデコをした場合の住民税 124,900円×60%=74,940円

上記の住民税は夫1人分の計算なので、ここに妻分の年収300万の住民税を足します。
妻はイデコには加入しないとして、住民税は83,200円と仮定します。

上記夫の区市町村民税は住民税は

イデコをしなかった場合の住民税 143,000円×60%=85,800円+49,920円=135,720

イデコをした場合の住民税 124,900円×60%=74,940円+49,920円=124,860

子どもが0~3歳の場合、これを下の表に当てはめると……

月々3,200円保育料が安くなり、年間にすると38,400円安くなります。
(東京都中央区の保育料一覧をお借りしました)

初めに節税した66,000円に38,400円をプラスすると年間104,400円の節約です。

たまたま階層が変わるところで運よく階層が下がればいいですが、そうならない場合もあります。
保育料は下がればラッキーくらいの気持ちでいたほうがいいです。

あと、保育料は地域によって決まり方が違う場合もありますので、市役所などに確認しておくことをおすすめします。

 

積立金の運用益は非課税

株の運用で考えた場合、運用益にかかる税金は20.315%です。
ですがイデコで運用して利益が出た場合、その運用益は非課税です。つまり税金がかかりません。

株を運用して利益が1,000万円出た場合、200万円は税金でもっていかれます。
ですがiDECOで利益が1,000万円出た場合はそのまま1,000万円を受け取ることができます。

これはかなり嬉しいですよね。

さて、かなりお得に思えるイデコですがデメリットもあります。

デメリット

 

積立金は60歳になるまで引き出せない

確定拠出年金は原則、60歳になるまで引き出せません。
5年や10年で必要になるお金は運用に向きませんので注意してください。

あくまでも老後の年金を自分で作っているという意識で運用するのがいいです。

 

運用結果は自己責任

よく聞く言葉ですが「投資は自己責任で」。

長期投資+ドルコスト平均法(※)で運用するので、損することは考えにくいのではと思いますが、選ぶ金融商品や年金が始まるタイミングで景気が悪くなると損になることもあります。

確定拠出年金には手数料がかかる

「加入時の手数料+口座管理手数料」がイデコを運用する時にかかります。

ですが、イデコの場合は金融機関や金融商品選びで安く済ませることが可能です。
イデコを扱っている証券会社を比較検討してみてください。

 



保育料を減らすには世帯年収を減らすしかないのか……と思っていましたが、意外とこんなテクがあるんですね。

老後のために貯金をするなら、イデコを運用すると節税や保育料が安くなることもあるので知っておいて損はないです!

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