無痛分娩の体験談!かかった費用や病院の探し方なども徹底レポート

陣痛がなければ子どもが欲しいな、と結婚前からずっと思っていた私。

1人目は普通分娩で出産し、陣痛の痛さをもし2人目を産むことがあれば絶対に無痛分娩にしたい!そう思っていました。そして2人目を妊娠し無痛分娩で出産。

まわりの家族の意見、麻酔事故のニュースなどまだまだ日本ではマイナスイメージのある無痛分娩。

ですが実際に体験してみるととてもおだやかに出産できる方法でした!無痛分娩の体験談も少ないので、この記事があなたの無痛分娩出産のイメトレにお役に立てばうれしいです。


無痛分娩にしたかった理由


子どもは何人でもほしいけど、やっぱりあの陣痛だけはこわい!と思っていました。1人目の時は普通分娩で出産したので、産みの苦しみはすでに知っていました。

また無痛分娩をした人たちの体験談を読んでいるとほとんどの人がよかった!と言っていてとても興味がありました。

妊娠期間を通して陣痛がいやだな、こわいな、と思って過ごすのももったいないなと思ってたのが無痛分娩をしたかった理由です。陣痛に対する恐怖心が少なくなって、マタニティライフが少しでも楽しくなるならありだと思い積極的に無痛分娩の情報収集をスタートしました。

無痛分娩ができる病院はこう探したよ

主にネットで無痛分娩ができる病院を探しました。
無痛分娩+都道府県名
和痛分娩+都道府県名
で検索すると対応している病院が出てきます。

あとは

  • 無痛分娩でも24時間対応している病院かどうか
  • 無痛分娩の費用はいくらか
  • 計画無痛分娩なのか陣痛がきてから子宮口が4cm以上開いてからなと条件付きで麻酔ができるのか
  • 年間無痛分娩対応数は何件か
  • その病院での麻酔事故はなかったか

などを調べました。

病院によっては無痛分娩の勉強教室などもあり、そこで直接院長や無痛分娩経験者に質問ができる機会もあります。

ユカ
わたしは通いやすさと実際に院長から話を聞いた感じ、評判・口コミを見て病院を決めました。

 

無痛分娩体の験談

妊婦健診について

評判の病院だけあって毎回丁寧に赤ちゃんを見てもらえました。無痛分娩希望だからといって特別な健診はなく、普通分娩の健診内容と変わりはありませんでした。

無痛分娩の勉強会に参加

無痛分娩の方法やリスク、費用、無痛分娩とはいえやった方がいい呼吸法(ソフロロジー法)などを院長から詳しくお話が聞ける機会があり参加しました。また無痛分娩経験者さんが前に立ち体験談を話してくれ、さらに質問ができる時間もありました。

ユカ
無痛分娩の麻酔をする時のポーズの取り方、麻酔をするときの注射の痛さのレベルなど経験者しか分からないことが聞けてリアルに想像することができましたよ。

3時間におよぶ内容で妊婦にはちょっと大変でしたが、無痛分娩に対して理解が深まったので参加してよかったです。夫婦で参加している方は2割ほど。旦那さんを説得するために無痛分娩の勉強会に連れてきている妊婦さんもいました。

陣痛がきた

わたしのお産は茶色っぽいおしるしが1週間続いて、ある日鮮血のおしるしがでたところからスタートしました。
お腹の張りは10分〜15分間隔で生理痛程度の痛さです。経産婦だったためこの時点で病院に電話。

夫は海外出張中で不在、娘と実母がいたので家で待機してもらうことに。タクシーで15分程度の病院へ1人で向かいました。

入院から無痛分娩の処置まで

朝9時過ぎに病院に到着。1人で病院にきたことに看護師さんたちに驚かれつつ診察へ。この時点で陣痛は10分間隔、子宮口は2cmとまだまだの状態でした。

おや・・・?これは帰らされるかも?と思いながら経過観察のためベッドでのんびりしていました。そうするとお腹の張りのたびに、赤ちゃんの心拍数が落ちることが何度かあり、その観察のためそのまま入院

この時点で実母に入院の荷物を持ってきてもらいました。
お昼ご飯、夜ご飯ともにペロリと完食。お腹の張りは強くなってきていて生理痛よりも痛い感じ。それでも子宮口は2cmだったのでそのまま消灯時間を迎えました。

夜中1:30頃、陣痛で目が覚めました。この日の夜は何人か陣痛で入院してきていて、看護師さんもバタバタしていたため気を使ってしまいソフロロジー呼吸法で何とか痛みを逃していました。そうこうしているうちに痛みがMAXでナースコール。

ユカ
このとき子宮口が8cmまで開いていました。我慢しすぎた・・・。

この時点でやっと無痛分娩のための事前の点滴が入れられました。

分娩室から出産まで

助産師さんに支えられながら分娩室へ。陣痛の間になんとか移動せねば!という気持ちでした。そして無痛分娩の麻酔のため一旦全裸に。タオルで隠してもらって分娩台に横たわりました。

そして麻酔を打ってくれる医師を待つこと10分ほど。お医者さんがあらわれました!!

ユカ
陣痛に耐えながらだったので、10分が永遠のように感じた…。

そしてダンゴムシのようなポーズをとり、背中に麻酔のチューブを入れます。
横向きになって寝転び、お腹が大きいのに膝をおでこにつけるように丸まって両手で両膝を抱え込みます。

ユカ
陣痛中にこのポーズが結構キツイ!!
そしていよいよ背中にチューブを挿入。これが痛いと言われているのですが、陣痛に比べたら全く痛くなかったです。普通の注射を背中にされているくらいの痛みでチクッ!とする程度。

まずはテスト麻酔を流して麻酔の効きを調整します。背中に冷たい布?を当て、「この冷たさが10とするとお腹に布を当てたときの冷たさは?」「太ももに当てた時の冷たは?」と確認しながら麻酔を追加していきます。
麻酔の効きが確認できると効きのテストは終了。

助産師さんはモニターを見ながら陣痛がきていることを確認していました。そして麻酔の効き、スタッフの準備が整い出産の体制に。
それまで腰をアイスピックで砕かれているような陣痛だったのが、みるみるうちに痛みが引いていきました。

ユカ
本当に自分は分娩台にいるの?と疑いたくなるほど全く痛くなく、でもお腹の張りは感じていました。
そして出産。何となく赤ちゃんが降りてきている感覚がありました。助産師さんの合図に従っていきみます。このときも痛みは全くなし。落ち着いていきむことができ、なんと3いきみで赤ちゃんと対面することができました!

産後の処置について

麻酔が効いているため産後の胎盤を出したり会陰を縫ったりする痛みも全くなし。のんびり赤ちゃんを見ながら過ごすことができました。
ただ、麻酔が効いているため産後歩くまでに4〜5時間ベッドで安静にする必要があります。そのあと看護師さんと一緒にトイレに行きました。ここで無事トイレができたらいよいよ自分の部屋に移動です。

気になる費用総額は?

無痛分娩の相場は普通分娩費用プラス5万〜20万円くらいと病院によってかなりの差があります。
私の病院ではプラス13万円でした。いろいろ調べた結果、24時間いつでも無痛分娩ができる個人病院は費用が高め。

大学病院や決められた時間内の出産時のみ無痛分娩ができる病院は費用が安めでした。

私は総額72万円かかりました…!!

出産一時金42万円を引いても30万円家計から持ち出しです…。無痛分娩代13万円+差額ベッド代・食事代10万円+休日時間外の前駆陣痛での入院代・時間外出産代7万円という内訳。

時間外の費用は正直イタイですが、こればっかりはコントロールできないので仕方ないですね…。前駆陣痛の入院代はいま加入している女性特約つきの医療保険が使えるようなので忘れずに請求したいと思います!!

無痛分娩をしてみての感想

本当にいたくなかった!の一言です。

麻酔をするとき、出産のいきみの時よりも空気がピリつき「ここでもし動いてしまったら麻酔事故につながるかもしれない」と空気で察知しました。
わたしは夫の立会いがなかったこともあり、無痛分娩が心の支えになりました。そして産後の回復が早い!変にいきまないので余計な筋肉痛になることもなく、産後なのにとても元気

1人目の無痛分娩ももちろんおすすめですが、2人目以降は退院後の家事育児を見据えて無痛分娩を選択するものありだと思います。

1人目の自然分娩との違い

普通分娩のときはいきみが強すぎて全身筋肉痛になり、右太ももは力の入れ過ぎで感覚がなくなりました。28歳で出産したのですが、体力の回復に1ヶ月ほど時間がかがりました。

無痛分娩は痛みがないので余計な力を入れることなく出産できたので全く筋肉痛になりませんでした!
このときは33歳だったのですが、体力の回復も早く入院中にかなり元気になっていました。

産後に撮った赤ちゃんと自分の写真も、普通分娩のときは汗まみれで髪がベタベタで疲れ果てた顔。笑

無痛分娩の産後の写真は陣痛を結構耐えたので顔色こそ悪いものの、余裕を感じる表情で写っていました!

無痛分娩をしてみて良かった点

妊娠期間を通して陣痛がこわい!というネガティブな感情から解放されるのが、無痛分娩のいいところだと思います。

そして産後の体力の回復が本当に早い!1人目とは比較にならないほど疲労感が少なかったです。結果、夜間授乳や泣き止まない赤ちゃんにも焦ることなくおだやかな気持ちで育児をスタートできています。

ユカ
また、私の場合は夫が立ち会えなかったのですが「無痛分娩をする」ということが心の支えになり、1人で出産することにもネガティブにならずに済みました。

考えておく方がいい点

無痛分娩というと麻酔の事故がこわいですよね。そういった事故に巻き込まれないために、これまでの無痛分娩の実施件数や事故の有無は確認しておいたほうがいいです。

無痛分娩の勉強会など積極的に行なっている病院も沢山ありますし、なければ医師に積極的に質問してみてください。

また無痛分娩をやっている個人病院は設備が豪華なことが多いです。食事や部屋もホテル並みのところもあり、そうすると麻酔代+その他費用も結構かかってきます。

私はこのあたりがリサーチ不足だったので出費が予想以上にかさんだので要注意です!
(その分、快適な入院生活でした。笑)



まとめ

まだまだ日本では無痛分娩で出産する方は少ないです。そしてニュースなどでは無痛分娩事故のニュースが大きく取り上げられます。
また、親世代や旦那さんは「お腹を痛めてこそ母親になれる」ということを言われる方も多いです。

それでも私は無痛分娩をしてよかった!と思っています。普通分娩でも事故が起こるときはあるし、お腹を痛めなくても子どもはとってもかわいいです!むしろ出産疲れが少ないのでしあわせな気持ちで育児に向き合うことができますよ。