重症妊娠悪阻で入院した体験談 いつまで続くの?妊娠前にできることは?

私は妊娠初期に重症妊娠悪阻(じゅうしょうにんしんおそ)という病気になりました。

平たくいうと悪阻(つわり)のひどいバージョンです。

その時、標準体型だった私の体重は10日程で5キロ減り、飢餓状態で即入院。

妊婦全体の1%しかならないという重症妊娠悪阻の体験談と、未来の妊婦さんにこれだけはやっておいた方がいいよ!ということをお伝えします。



重症妊娠悪阻について

gooヘルスケアさんより引用させていただきます。

症状が強くなると食べられなくなり、体の脂肪を分解してエネルギーに変えるため、分解産物として尿中にケトン体が出現します。水分がとれないために脱水状態になると、尿量が減ることでもわかります。

gooヘルスケアより

 

どんな症状だったか

私の場合は徐々に食べ物が食べられなくなりました。

1週間ほど少食

3日間、1日1食(うどんのみ)

飲み物だけで3日すごす

2日間水もほぼ飲めず&動けず

即入院

入院したときには自力で水1滴も飲めなくなっていました。

 

その時のケトン値は4。身体が飢餓状態でした。
この4という数値はかなり高い数値だそうです。

 

入院するタイミングで病院の先生から言われた一言
『つらかったね、よくがんばってるね』

この一言が忘れられません。

嗅覚か鋭くなって、目の前に置かれたペットボトルの水の、ペットボトルの匂いで吐く。

何も食べてないのに吐くので、食道がきれて血が混じった緑色の泡を吐いていました。

 

この時点で体重はマイナス5キロ。たった10日ほどでこれだけ体重が減ることってあるんだ!と驚きました。

 

1.入院期間

約1ヶ月入院しました。

2.治療について

24時間、水分とブドウ糖の点滴です。
食事はできないので、ただただ点滴。
重症妊娠悪阻が治る薬はないので、症状が落ち着くのを待つしかありません。

絶対安静のためトイレも車イスで移動しますが、付き添いで支えてもらわないと起き上がれない位でした。

めまいも凄く、立ち上がると貧血で目の前が真っ暗になり気がつくと看護師さんが二人がかりで支えてくれていることがありました。

点滴をはじめて3日くらいすると自力で立ち上がりトイレも行くことができました。

 

入院中のこと

とにかく気分が悪く起き上がれないのでずっと寝ていました。

退屈だとか、やることがないとか考えることもなく、ずっと気持が悪くて「無」の状態。
普通の状態が思い出せない程、ずっと気持悪かった。

太陽の光を見ても気分が悪くなるので、カーテンを締めて、気分が悪くなったら吐いて。

夜中の2時~3時頃だけが唯一気分がましになっていて、そのときに水を少し口に含む練習をしていました。

ほぼ毎日実家の母がお見舞いに来てくれ、話せないことも多かったですが嬉しかったです。

悪阻スタートから退院までの体重はマイナス7キロに。
普段立派な足が、2/3くらいまで細くなっていました……!

 

1.お風呂が何よりつらかった

最初の一週間はお風呂に入れず、身体をふけるときは拭いていました。
それからは2日に1回はお風呂に入るも、湯気で吐く。
石鹸類の匂いで吐く、疲れて吐く。

お風呂後は疲れ果てて化粧水を塗ることもできず、肌がボロボロに。
見たこともないくらい白いブツブツが顔中にできていました

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2.赤ちゃんの状態

赤ちゃんはお腹の中の栄養で何ヵ月かは大きくなれるそう。
病院の先生や看護師さんが「大丈夫だよ」といつも優しく気遣ってくれました。

先生方の言うとおり、赤ちゃんはお腹の中でちょっとずつ大きくなっていて、しんどい中の支えになっていました。
小さな姿でチョコチョコ泳いでいるような仕草(?)は本当にかわいかった。

自分に栄養の貯金があるのか疑わしかったですが、とにかく赤ちゃんは元気。
こんなことなら妊娠前から食生活を正しておけばよかった……と強く反省しました。

仕事をしていたので、忙しさにかまけて適当な食事しかしていなかった私。

今妊娠を考えている方は鉄と葉酸はとっといたほうがいいです。
妊娠は本当、何があるか分かりません。

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退院できる目安

ペットボトル500mlを1日かけてでも飲みきれたら退院と言われましたが実際は200ml飲めるようになった段階で退院できました。
退院時は水200mlとブドウを1日3粒食べられるようになっていました。

 

1.退院後、悪阻はいつまで続いたのか

1ヶ月ほど、自宅療養で悪阻が続きました。

3週間を過ぎる頃にはどん兵衛のそばの汁が無性に飲みたくなり、飲めました。

徐々にフランスパンも食べられるように。

自宅療養中は夫が毎朝梨を半分切って用意してから出社してくれていました。

外に出ると道路の匂いがきつく、なかなか自分で買い物には行けなかった……。

 

仕事はどうしたか

2ヶ月ドクターストップで休みました。
突然倒れたため、職場にはめちゃくちゃ迷惑をかけた……。(当時は私が店長で司令塔だったから。)

入院中はスマホも見れないくらい気持ち悪くて、少し話せる時間帯に上司に電話して仕事の進め方を伝えていました

 

入院にかかった費用はいくら?

この入院してかかった費用のトータルは21万円。高額医療費請求をしても結構な出費でした。

でも、私は保険に入っていたためカバーすることができました。
たしかプラスになった記憶があります。

私はたまたま女性特約のついた保険に入っていて、
この保険のおかげで金銭面では安心して入院できたなぁと思っています。

妊娠・出産の際、切迫流産や帝王切開になっても保険適用される保険も多いので、妊娠の予定のある女性は女性特約のついた保険だけでも入っておくことを強くおすすめします。

私は金銭面では本当に助けられました!

あとは会社員なので、雇用保険にも加入しているため「傷病手当金」も受け取ることができました。
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まとめ

私は妊娠がこんなに大変だなんて想像したことがありませんでした。

いざ赤ちゃんができたときに、「準備しておけばよかった!」と後悔する人が減るといいなと思いこの記事を書いてみました。

もし今、重症妊娠悪阻で本当につらい状態でこのブログを読んでいる方がいらっしゃったら、ゆっくり周りに甘えて過ごしてくださいね。私は2カ月半くらいで一番つらい状態が終わりました。
あなたの悪阻が早く落ち着きますように。

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